セラミド・ヒアルロン酸の保水力と酵素の浪費
肌を常に潤わせているためには、
肌に水分を与えるのではなく、肌の水分を保つことに注目してください。
これは、もしも乾燥したら、肌に水を付ければいいわけではないということです。
肌に保湿力が備わっていれば、空気が乾燥しても肌は乾燥しにくくなります。
肌の保湿には、セラミドやヒアルロン酸が欠かせません。
肌は乾燥すると、硬くなってしまいます。
これは、肌のバリア機能が低下したことにより、外部刺激から肌を守ろうとした結果、
角質が厚くなってしまうことにより起こります。
つまり、肌が角質層を厚くする過程で未成熟の角質細胞が多くできてしまうのです。
肌は乾燥する度に、急いで角質を生成するため、
未成熟の角質ばかりが積み重ねられて、どんどん厚くなるという悪循環が生まれます。
こうなったら、まずは保湿することを考えましょう。
そのためには、セラミドやヒアルロン酸が必須です。
これらの保湿成分をしっかり生成し、肌の保水力を取り戻します。
肌の代謝機能の減退していると、
肌のターンオーバーが崩れ古い肌層がいつまでも残ります。
これは、くすみの原因です。
体内の代謝酵素不足や、消化酵素の不足により、
栄養が皮膚まで届かなかったり、細胞が入れ替わらなかったりするので、
日頃から酵素の補給には注目していてください。
酵素の浪費は肌トラブルを招きます。
新しい肌には、セラミドがたくさん含まれるため保湿力がアップします。
肌のターンオーバーが正常に行われていれば、肌の水分はしっかりと保たれているはずです。